生年月日と、いま住んでいる場所。入力はこの2つだけです。今月の吉方位と避けるべき凶方位、そしてその方位にある実際の行き先まで出します。
このツールは、年盤と月盤の両方で吉になる方位だけを吉方位として出しています。片方の盤だけで吉でも採用しません。年盤は立春から翌年の立春まで1年間動かず、月盤は節入りごとに入れ替わるため、同じ場所に住んでいても月が変われば吉方位は変わります。盤そのものの並び方については九星の盤は魔方陣であるで、月の変わり目の決まり方については節入りはどう決まるかで検算しています。
避ける方位は6つに分かれます。五黄殺・暗剣殺・歳破・月破は、その年・その月であれば誰にとっても同じ方位です。いっぽう本命殺・本命的殺は本命星ごとに変わるので、同じ日に同じ家から出発しても、人によって避けるべき方位が違います。「ふたりで見る」で共通の吉方位が一つも残らない月がしばしばあるのは、この個人別の凶方位が二人ぶん重なるためです。本命殺とは何かで、9年周期でどう動くかを追っています。
吉方位の出やすさは本命星によってかなり違います。10年ぶん120節月を数えたところ、五黄土星は月平均1.61方位、四緑木星は0.35方位と4.6倍の開きがありました。結果が「この月はありません」になっても入力の誤りではなく、星によっては珍しくないことです。数え方は五行は五角形と五芒星でできているに書いています。
気学の方位盤は南が上、北が下に描きます。地図とは上下が逆で、左右も入れ替わります(右が西)。中央のマスが中宮で、そこに入る星が決まると残り8方位の配置も自動的に決まります。八方位をそれぞれ45度ずつに取るか、東西南北を30度・四隅を60度に取るかは流派で分かれており、全周のちょうど6分の1にあたる範囲で判定が食い違います。実在の79地点で数えたら3件に1件でした ── なぜ方位は八つなのか。
距離は自宅からの直線距離です。祐気取りは一定以上離れることを条件とする流派がありますが、その数字は50kmから500kmまで一致していません。ただし距離には、流派とは別に計算上の意味があります。出発地が r だけ曖昧だと、距離 D にある行き先の方位角は最大で arctan(r÷D) ぶれます。近い行き先ほど、出発地のわずかな違いで方位が変わってしまうということです。
そこでこの一覧では2種類の注意を出しています。境界は八方位の境目から3度以内の行き先(出発地が少し違うだけで隣の方位に移ります)。近距離は25km未満の行き先(都道府県を選んでいる場合、方位そのものが定まりません)。祐気取りに距離は要るのかで、全国79件について実測しています。
都道府県は南北に長いものもあり、県庁所在地の方位が県全体の方位とは限りません。近い県ほど誤差が大きく出ます。実際に行く場所が決まっているなら、上の「緯度・経度で細かく指定する」で行き先の座標を確かめてください。
本命星9つすべての吉方位を、月ごとに一覧にしたページもあります:2026年10月(寒露〜立冬)・2026年11月(立冬〜大雪)
このツールが出している数字と判定は、すべて次の記事で一度ずつ検算したものです。合わなかったところ、外れた予想もそのまま残してあります。